アサミライブ 混浴三昧
以前も当ブログでご紹介しましたが、
今、別府では別府現代芸術フェスティバル2009「混浴温泉世界」が(6月14日まで)開催中です。
その中の音楽企画「ベップオンガク」アサミライブに行ってきました。
セッション01 5月23日 はOOIOO と OKI DOB AINU BAND
OOIOOのボーカルのyoshimiちゃんは、私が崇拝するバンド「ボアダムス」のドラマーでもあります。
あまりにも彼らのファンなので朝見の地でリハをしているyoshimiちゃんを見た時は、興奮し過ぎてじんわりと涙ぐみました。
OKI DOB AINU BANDのメンバーのうち2人はアイヌ人です。樺太アイヌの伝統弦楽器「トンコリ」を現代に復活させたバンドと言われています。演奏もさることながらアイヌ人太さんのパフォーマンスには鳥肌が立ちました。豊作や豊漁を祈る、或いは感謝の気持ちを神に捧げる舞だろうと思いました。
そもそも音楽やダンスって原始的には、祈りや感謝を天(未知なる存在)に捧げるものだったんだと改めて気付かされるような2組のバンドでした。
セッション02 5月24日 は大友良英さんと山内桂さん
大友さんは、NHKスペシャルの音楽プロデューサーをしたり映画音楽を作ったりする人です。
ビジュアルはかなりフツーな方なのに音楽はいっちゃってて素晴らしかったっです。特に一般の人たちがそこら辺にあるモノを使って音を出す大友さんとのワークショップの発表は、神社の気配と見事に融合していて良かったです。
山内さんは地元出身のサックス奏者です。西洋のメロディーラインにとらわれない超前衛的な演奏でした。
二日間とも最高に良かったです。800年の歴史をもつ八幡朝見神社という特殊な場所でしか成しえなかったオンガクをみな聴かせてくれました。
「混浴」が無ければ、こんなビッグなアーティストが別府に来てくれる事は無かったでしょう。
別府に住んでて良かったと心から思いました。
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